ゴールドリング 血の色
御客様が、お送りさせていただいた珈琲豆で淹れて下さった
珈琲液の写真に感動しました
適切な焙煎、適切な抽出がされたとき
白い陶器に注がれる珈琲は
『赤みがかった血の色をしていて、カップの縁に黄金色のゴールドリングが出来る』
私はそのような珈琲をずっと目指してきたのです
赤みがかった血の色
ゴールドリング
は、私が珈琲と焙煎の考え方を教えてもらってきた橘さんのブログでもよく登場されていました
そのブログには、橘さんが師匠と思われている桂珈琲さんの坂口さんに、感覚的な事を沢山教わったと書かれています。
『珈琲は、豆も抽出された液も赤みがないとあかん』
『適切に焙煎された豆は、抽出された時に白い陶器の縁に黄金色のリングが出来る』
私は直接橘さんに技術的な事も教わりましたが、
このような感覚的な事も、書かれてるブログや橘さんの珈琲液をみて覚えました。
私はそのような珈琲液が抽出されたときに
液面は澄んでいて、冷めてきた最後の1滴までを美味しく飲み干せる珈琲になると思っています
この業界の先輩方は素晴らしい職人さんばかりです。
もし毎日、橘さんのお店に入り浸ることができ、橘さんが淹れてくれる珈琲を毎日飲めるのならば、
私は自分がロースターになる必要はなかったかもしれないです。でもそれは金沢に住んでいない私には叶わないので、私は自分が貫いていきたい味わいを自分なりに作り、今度はどこかの誰かに、その思いと味がお届け出来たらと思っています。
coffee 澪音
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