味わいを決めるのは煎り止めまでの課程


エチオピアイルガチェフェG1ザセレモニーナチュラル中深煎り
今日から御歳暮用の焙煎をしています。
セレモニーはどの焙煎具合でも新しい可能性を見出だしてくれた素っ晴らしい豆です。それは飲んでくださったいる方は御存知でしょう。中浅煎りを飲んでくださった方はリピートされる方が多いです。イチゴのほんのり感がありますね。中煎り前だとエチオピアコーヒーの概念を覆す味わいです。
私は中深煎りが御気に入りです。フルーティな薫りは消えず、私にはイエメンぽいコクを感じます。私は元々濃く抽出し飲む習慣がありこの中深煎りも濃く抽出して飲みます。
珈琲は浅煎りだと酸っぱい、深煎りだと苦いと、御客様とのやり取りをしてそのような概念を持たれてる方もいらっしゃいます。
どのような珈琲を飲まれてきたのかわかることもあります。
ネットの画面上でポチっと注文ボタンを押すだけでは得られないものがこれまで沢山ありました。私はそんな概念を覆したいと、ずっとロースターを目指してきました。
私はまだ焙煎の『ば』も知らない頃、珈琲と焙煎の考え方を教えてもらってきた橘さんが
『単純に煎り止めで決まるものではない。寧ろ煎り止めまでの課程で、浅煎りでも甘くてフルーティ、深くやきこんでも苦くないそういう珈琲が出来上がる』みたいなことをお話して下さったような気がします。その時はまだまだわからなかったけど、今はそれがよくわかります。
味わいは煎り止めまでの課程によって決まる部分が大きいです。
新規の御客様との出会いが、もし『今まで味わったことのないような珈琲』ともしこの先なることがあれば、
今まで積み上げてきたものは無駄ではなかったと思えるかもしれません



1月の焙煎御予約承ります。
すでに1月分御予約いただいてる方より順次お送りさせていただきます。
御正月限定福袋もやります❗(全て超~高額豆)


coffee澪音

0コメント

  • 1000 / 1000