ずっと作りたかったブレンド


私はずっと作りたかったブレンドが
あります。

同じ年代の御客様ならわかるかもですが
(私の年齢もバレますが)
小学校高学年の国語の教科書に
『赤い実はじけた』という物語が
使われていたのです。
その物語は、漫画のりぼんとかマーガレット?
を当時よんでドキドキするようなものと
同じようなちょっと恋の物語だったのです。
なんだか国語の教科書に
衝撃的なものです。

何となくしか覚えていないのですが
(全部を知りたくないという気持ちもあったり)
たぶん今まで何とも思っていない男の子だったのに
心の中の赤い実がぱちんっと弾けるような
つまり
『好きになった』という感情が
芽生えるというものだったと思うのです。

きっとその時に衝撃的だったり、ドキドキしてしまうのは
好きな男の子がいたのかもしれません
(あの子だったかな⁉ちょっとあまり記憶にない😅)

新しい出会いや
気づかなかった気持ちが何かをきっかけに気づいたときの
赤い実が弾けるときは
ただそんな気持ちだけで幸せな気持ちになったり
胸を締め付けられる程苦しかったり
でも次第に成長をさせてくれたり
愛するってどういうことか知ったり


私はちょっと独立をしてから
だいぶ何かが違うような気がします
珈琲は私に今まで気づかなかった事を
気づかせてくれて
すべての事は当たり前ではない事や
思い通りに行かない色々な事も教えてくれて
有り難い事を有り難いと感じる事が多くなりました。
人との出会いもだいぶ変わりました
良い人達との出会いに沢山恵まれて
でもきっとそれは今までそうだったのに
自分が感謝もせず気づいていなかったのかもしれないです

私にとって
『赤い実が弾ける』事は
珈琲と沢山の有り難い御縁であり
愛することがどういうことか気づいたり
そんな想いみたいのを
ブレンドでずっと表現出来たらと
思ってきたのです

ちょっとずつ
それに近づいてきたような気がします
あともうちょっとかな

完成したら
飲んでいただけたらと思います
『赤い実がぱんっと心の中で弾けた。初めての感覚だ。でもそれはだんだんと私を大きく成長させてくれた』
珈琲で
あの頃の甘酸っぱいような気持ちにタイムスリップしてしまうようなブレンド




coffee澪音







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