焙煎後の減少率
ロースターは焙煎後、減少率を確認します
目減りの事です
私は、温度センサーを当てにする焙煎はしていません。
あてにできない部分が非常に多いからです。
それはこれまでデーターをとってきて、いつも同じ温度、時間に絶対なりえないからです。
私は、焙煎機を導入してからも
この世界に導いて下さった橘さんが
『死ぬほど豆と話しをして、豆と話ができるようになりなさい』
となぜ仰って下さっていたのか
痛いほど理解をしていくようになりました。
豆をみていくのは、温度センサーではないと。
私は、これからも、
豆が教えてくれることに従って、ガス圧や排気を調整していくやり方を
変えていきません。
これまで、沢山の豆を悲しませることしか出来なくて多く費やしてきた時間も含めて、
やっとやっと豆が喜んでくれるようになった時間は
少しずつ味作りに理解をしてくれる方が出てきて
無駄ではなかったと、
大切な課程だったと思います。
私は、まだ焙煎の事を知らなかったときから
『加水反応』の考え方を
橘さんに教わっていました。
ノートにも大切に書きとどめていました。
それは、手網焙煎から焙煎を勉強し始めてからずっと
その後作りたい味作りに大きく関わっていくことになります。
それはまた投稿しようと思います。
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