注ぐお湯を粉が素直に受け入れてくれる
御客様に焙煎豆をお送りするとき、
味わいが再現出来やすいよう
ドリップ方法を同封しています。
ある御客様が
『私の注ぐお湯を素直に受け入れてくれた』と
おっしゃられていました。
私は、その御客様がこれまで
どのようなドリップをされていたか
どこのお豆を飲まれていたかはわからないのですが、
恐らく、劇的にドリップ方法が変わった事も
推測されます。
私が推奨しているのはコーノ式ですが
コーノ式は円錐型ドリッパーで
下1/3にリブがあります。
上はなく、ペーパーがはりつくように
なっています。
ハリオ式との違いは
同じ湯量を同じ速度で注ぐと、ハリオが終わったあとも
コーノ式はポタポタとエキスが落ちているのです。
ハリオは、上部までついたリブにより
お湯が素直に落ちていくのに対し、
コーノはリブがない部分でお湯がある程度溜まるようになって
いると考えられます。
そのため、特製を理解し上手な使い方をすれば、
濃度も変えられ、円やかな(これも雑味が出ないように)味になります。
ただ、そのドリッパーの特製を理解した上で
コーノも使わないとあまり意味はないのかと考えます。
よくInstagram等で見るのが、粉の上にジャワジャワお湯が注がれて、粉の上にお湯が浮いている。
粉の上に浮いたお湯はリブがない上部で留まる時間が長くなる、粉に触れる時間が必要以上になる
それはどういうことか
取りたくない成分や濁りまで出すのではないでしょうか?
まだまだ勉強です。
ちょっと、そのうち浸責方についても載せたいと思います
coffee澪音
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